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地域活動や健康施策充実などの行政視察に参加しました

1020日、21日に中野区議会厚生委員会として行政視察に行ってまいりました。視察地は三重県四日市市と愛知県大府市。

 

四日市市では、1つ目に三重西連合自治会による住民が互いに助け合うライフサポート事業についてお話しをうかがいました。建設以来40年程度経過した「限界団地」において、子どもが巣立つと人間関係が薄れる傾向があったため、顔の見える人間関係を作り、高齢者の孤立、放置死防止を目指し、発足に至ったとのことです。運営は会員から年2000円の会費を募り、ゴミ出し、庭掃除、出前、買い物送迎、話し相手などのサービスを安価に提供しています。担い手は市職員OBなどボランティアですが、今後、中長期的に担い手を確保するかが最大の課題と強調されました。加えて、自治会と連合自治会との役割分担や担え手と報酬との関係なども質疑しました。

 

もう一つは社会事業法人が運営する高齢者の孤立化を防止する拠点として活動する「ぬくみ」に行ってお話を聞いた。「ぬくみ」はテーブルが5つほどある食堂であるが、相談室も構えている。地域の高齢者から相談を受けるといっても、そのために来るものはほぼなく、食事を確保することが一番深刻になっていると想定し、開設したそうだ。法人の担当者はいつも食事に来ている人が「今日は来ない」と気づくこともあり、そうした中でいかに困難な事例を拾い上げられるのかが大事と話されました。運営は社会福祉法人の単独によるものなので、財政基盤の確保が課題であるとも触れられました。

 

大府市では、市の職員から70年から「健康都市」の実現を掲げて推進をしてきた歩みが紹介されました。また健康づくり施策として病気等の予防、栄養・食生活、休養.こころの健康などさまざまな切り口で「健康」を推進してきた内容も紹介されました。「健康都市」を掲げた当初はそうしたことを打ち出す自治体はなかったそうです。しかし、代々の市長がその時々で健康を特化した政策を推進してきたそうです。妊産婦検診の無料化、中学生までの医療費無料化、精神障害者3級の医療費無料化、放課後児童クラブ6年生まで受け入れなど、「子育てしやすい町」として人口の流入にもつながったとも振り返りました。

 

こうした「健康都市」の施策が充実できた背景には、名古屋市のベットタウンであったことはもとより、国立長寿医療センターなどの施設があったことが影響は大きいとしました。質疑では、保育園の整備、認知症の見守りサポート、検診の受診率と自己負担などについても触れられました。

 

これら2市の事業は、中野区が事業を深めていくうえで、参考に値するものでした。地域包括ケアや健康施策の充実などの施策の検討、研究を引き続き、進めていきたいと考えています。